講座報告

第3期 基礎講座「これからの社会のカタチ-小さな里山資本主義-(修了レポート発表/修了式)」

真庭なりわい塾第3期の基礎講座では、1月26、27日(土日)に最終講座を開催しました。6月の入塾式から8ヶ月間の塾での学びや自身の変化などを振り返り、塾生全員が一人15分間の修了発表を行いました。修了発表のテーマは「X年後の自分」です。塾生たちは、X年後を自由に設定して、自分の未来の姿を思い描き、発表しました。Ⅹ年後、どんな場所で、どのように暮らし、どんなことをナリワイとしているのか。弾き語りをしたり、詞を描いたり、模造紙にまとめたりと、様々な方法で表現しました。

大好きな馬と一緒に暮らす10年後を描いた人、仕事中心の生活から脱却して、生きるための仕事や食生活を大事に過ごす3年後を描いた人、音楽と言葉の創作活動を続ける5年後を描いた人。どの塾生の発表も、その人にしか実現できないX年後を期待させてくれるものでした。

塾の中で気付きを得たり、塾に通う前と後で心境が変化したりした塾生も多かったようです。ある塾生は、地元学や聞き書きを通して地元の人からお話を伺うことの大切さを感じたといいます。そこで、これまでの自身の地域での活動を振り返ってみると、まわりの人とのコミュニケーションが足りず、信頼関係を築けていないことが、上手く進まない原因だったことに気付きました。まずは泥臭くとも誠実に、自分にできることを一生懸命やること。人との信頼関係を大切に、一つひとつ取り組んでいきたいという思いを伝えてくれました。

山村地域で暮らすことにますます興味を持った人もいれば、自分や家族と改めて向き合って冷静に考えられるようになった人もいます。頭で考えるばかりではなく、家庭菜園など、小さなことから具体的にはじめてみた人。まずは資格を取ってみた人。どんなことでも、塾生一人ひとりにとっては、自分が思い描くX年後に向けた大きな一歩です。それぞれが描いたX年後がどんな風に実現していくのか、とても楽しみです。

 

発表のあとは、基礎講座修了の証しとして、真庭市の樫西地区の手漉き和紙でできた「修了証」を授与しました。塾生の皆さん、基礎講座の修了、おめでとうございました。皆さんが築いた塾生同士との関係、中和地区の皆さんとの関係はこれからもずっと続いていきます。末永くよろしくお願いいたします。

発表会場には、塾でお世話になった中和地区の方にも参加いただきました。今期の基礎講座では、中和地区のたくさんの方にお世話になりながら、無事に終了することができました。

基礎講座は、今回が最後となりますが、2年目からは実践講座を実施します。今期は、小屋づくりのチーム、中和の情報発信ツールづくりのチーム、里山の食と薬の活用を学ぶチームの3つのグループでの活動を予定しています。中和地区の未来に向けた一歩と、塾生たちの「Ⅹ年後の自分」に向けた一歩を、共に踏み出す機会にしたいと思います。中和地区の皆さまには、引き続きお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。第3期生の皆さんの活躍を期待しています。

 

◇第4期生募集中◇

真庭なりわい塾では、第4期塾生(基礎講座)を募集中です。

詳細は、ホームページのカリキュラム、募集要項をご覧ください。