真庭なりわい塾とは

塾長からのメッセージ

稼ぐための職業から、生きるための生業(なりわい)へ

渋沢寿一

 真庭なりわい塾では、かつての日本人の「なりわい」をみつめることからはじめたいと考えています。かつて、といってもほんの数十年前まで、日本人の暮らしは「身近な自然」と「コミュニティ」によって支えられていました。ところが、1960年代の高度経済成長とともに、日本人の「なりわい」のカタチは大きく変わりました。農山村から都市に人が流れ、海外の食料や石油資源に頼るようになり、「お金」を稼ぐことを第一とする社会へと変化しました。経済のグローバル化は環境破壊を引き起こし、貧富の格差も深刻化しています。
 もともと日本には、「百姓」という言葉に象徴されるように、たくさんの「なりわい」がありました。たとえば、食料やエネルギーをある程度、自給する。季節ごとに複数の仕事を組み合わせる。地域の困りごとを自分の仕事にする。それぞれの知恵や技術、ネットワークを持ち寄り、地域資源を活かしながら働く。そんな選択肢も、私たちにはあるはずです。

 真庭市は、「里山資本主義」をめざしています。

 岡山県真庭市では、森林のバイオマス利用に先進的に取り組み、エネルギーの地産池消をめざしてきました。水や食料、エネルギーはもちろん、教育や福祉も含め、自立し、自足する地域社会をつくりたい。私たちは、持続可能な未来のために、新たな経済や社会の仕組みを考え、行動する、その分岐点に立っているのです。
 この塾では、真庭市北部の中和地区をフィールドに、遥か昔から紡いできた暮らしを学びながら、持続可能なライフスタイルを模索し、新しい「なりわい」のカタチを創造します。夢と志ある皆さんの参加をお待ちしています。

塾長 渋澤寿一

こんな人が塾生です。

・これからの働き方、生き方を真剣に考えたい
・半農半Xな暮らしがしたい
・農山村にIターン、Uターンしたい
・地域資源を生かしたスモールビジネスに関心がある
・農山村と都市をつなぐシゴトがしたい
・一緒に行動できる仲間をみつけたい

こんな力を身につけます。【暮らしを創る力】地元の方やIターンした先輩たちとの交流を通して、地域資源を活用しながら、自ら暮らしを創る力を養います。  【なりわいを構想する力】地域の課題やその解決への模索、実践などを通して、新たなコミュニティビジネスを構想していく力を養います。 【地域を支える力】地元学や聞き書きを通して、地域を知り、地域に愛着を持ち、地域に溶け込むとはどういうことかを体感します。 【志をともにする仲間づくり】講座や活動を共にし、自ら一歩を踏み出す勇気を得るとともに、同じ志を持つ仲間をつくります。
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